7PM125第7回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第7回午後(科目未分類)

次の文で示す病証の治療方針として適切なのはどれか。「湿熱が筋脈に影響して気血の運行が悪く筋脈、肌肉を栄養できなくなり、右下肢が動かなくなった。」

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

湿熱による気血運行障害と下肢の運動障害から、痿証の治療原則を選ぶ症例問題です。「治痿独取陽明」の考え方が鍵です。

解説

湿熱が筋脈に停滞すると、気血の運行が妨げられ、筋脈・肌肉が十分に養われず、下肢の無力や運動障害を生じると考えます。痿証では陽明経が多気多血で五臓六腑を栄養することから、「治痿独取陽明」とされ、陽明経の疏通を図る方針が適切です。

同時に湿熱を清し、経絡の通りを回復させるという病機を考えます。ただし片側下肢が急に動かない場合は、脳卒中、脊髄障害、末梢神経障害、血管障害などの緊急鑑別を優先し、東洋医学的治療だけで対応しません。

選択肢の確認

1.陽明経の疏通をはかる。:正しい。痿証では多気多血の陽明経を調え、筋肉への気血供給と経絡疏通を図るのが基本です。
2.心陽を補う。:誤り。心陽虚を示す冷え、動悸、胸痛などは示されておらず、病機と一致しません。
3.肝陽の亢進を抑える。:誤り。肝陽亢進を示すめまい、頭痛、顔面紅潮、弦数脈などは示されていません。
4.肺の気を補う。:誤り。肺気虚を示す咳、息切れ、自汗、易感冒などが中心ではありません。

覚えるポイント

  • 湿熱による痿証では経絡が阻滞する。
  • 痿証の基本は治痿独取陽明。
  • 陽明経は多気多血とされる。
  • 急性片麻痺は脳卒中などを緊急除外する。
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