7PM126|第7回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第7回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の病証に対する適切な治療はどれか。「30歳の女性。月経周期が短く、胸脇部が脹って痛み、怒りっぽくなる。舌質は紅。脈は弦数。」
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
月経周期、胸脇脹痛、怒りっぽさ、舌・脈から病証を組み立てる症例問題です。肝気鬱結が熱化した所見を拾います。
解説
月経周期が短いことは、熱が血を迫って早く行らせる病機を示します。胸脇部の脹痛と怒りっぽさは肝の疏泄失調、舌質紅と弦数脈は肝鬱が熱化した肝熱・肝火の所見です。そのため肝の熱を除き、疏泄を調える治療方針が適切です。
脾熱、肺気虚、腎気虚を示す所見は中心ではありません。実際の頻発月経では妊娠関連出血、子宮筋腫、内分泌異常、貧血などを鑑別し、不正出血や大量出血、強い腹痛があれば婦人科評価を優先します。
選択肢の確認
1.肝の熱を除く。:正しい。胸脇脹痛、易怒、紅舌、弦数脈は肝鬱化火・肝熱に一致し、清肝が適切です。
2.脾の熱を除く。:誤り。脾熱では口渇、腹部症状、食欲異常などが中心で、本症例の肝経症状とは一致しません。
3.肺の気を補う。:誤り。肺気虚では咳、息切れ、自汗、声の弱さなどが中心です。
4.腎の気を浦う。:誤り。腎気虚では腰膝酸軟、頻尿、耳鳴りなどが中心で、本症例の実熱所見とは異なります。
覚えるポイント
- 胸脇脹痛・易怒は肝気鬱結。
- 紅舌・弦数脈は熱化を示す。
- 熱が血を迫ると月経が早まる。
- 異常出血は婦人科疾患を鑑別する。