9AM54|第9回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第9回午前(科目未分類)
組織内異物処理について誤っている組合せはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
体内に入った異物や血栓が、貪食・被包・器質化などで処理される仕組みを問う問題です。非吸収性ナイロン糸は融解されません。
解説
小さな炭粉などはマクロファージに貪食されます。体内に残った大きな異物や分解されにくい物質は、肉芽組織や線維性結合組織で囲まれて被包されます。折れた鍼が体内に残れば、移動や臓器損傷の危険があるため、単に被包を期待するのではなく、位置確認と医療機関での評価が必要です。
血栓には線維芽細胞や毛細血管が侵入し、結合組織へ置き換わる器質化が起こることがあります。ナイロン糸は非吸収性縫合糸で、生体内で融解して消失するものではありません。
選択肢の確認
- 1.炭粉 ─── 貪食:正しい。 炭粉はマクロファージに貪食され、肺やリンパ節に蓄積することがあります。
- 2.ナイロン糸 ─── 融解:誤り(これが正答)。 ナイロン糸は非吸収性で、体内で融解するとはいえません。
- 3.折れた鍼 ─── 被包:正しい。 残存異物は線維性組織で被包されることがあります。
- 4.血栓 ─── 器質化:正しい。 血栓は肉芽組織が侵入して器質化することがあります。
覚えるポイント
- 小異物は貪食、大異物は被包。
- ナイロンは非吸収性。
- 血栓は器質化することがある。
- 折鍼は放置せず位置確認と医療評価を行う。