9PM100|第9回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第9回午後(科目未分類)
次の文で示す病証を呈する経絡はどれか。「前胸部から心下部への圧迫感、腹部膨満感があり、下肢内側の腫れと痛み、足の母指の麻痺がある。」
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
症状が経脈の流注に沿っているかを判定する問題です。足の母指から下肢内側、腹部、胸部へ上行する経脈を選びます。
解説
足の太陰脾経は足の第1指内側に起こり、足内側、下腿・大腿内側を上行し、腹部から胸部へ至ります。脾経の経脈病証には、足母指の運動・感覚異常、下肢内側の腫れや痛み、腹部膨満、心下部や胸部のつかえなどが含まれます。
本例は、足母指、下肢内側、腹部、前胸部という症状分布が脾経の流注と一致します。経絡病証は現代医学的診断とは別の整理であり、胸部圧迫感が強い場合は心血管・呼吸器疾患をまず除外します。
選択肢の確認
- 1.足の太陰脾経 正しい(これが正答)。足母指内側から下肢内側、腹部、胸部へ走る脾経の病証に一致します。
- 2.足の太陽膀胱経 誤り。膀胱経は頭部から背部、下肢後面を通り足第5指へ至ります。
- 3.足の陽明胃経 誤り。胃経は顔面から体幹前面、下肢前外側を通り足第2指へ至ります。
- 4.足の少陽胆経 誤り。胆経は頭部側面、体幹側面、下肢外側を通り足第4指へ至ります。
覚えるポイント
- 脾経は足第1指内側から下肢内側を上行する。
- 腹部膨満や胸・心下部のつかえも脾経病証に含まれる。
- 胸部圧迫感では現代医学的な緊急疾患を先に除外する。