9PM104|第9回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第9回午後(科目未分類)
腹診で誤っている記述はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
腹診所見と臓腑・病証の対応を問う問題です。胸脇苦満、難経の五臓腹診、募穴による診察を区別します。
解説
胸脇苦満は季肋部の抵抗・圧痛・膨満感を指し、肝・胆や少陽病の所見として整理されます。心実証の代表的腹証ではありません。
難経の五臓腹診では肝を臍の左側、肺を臍の右側、心を心下、脾を臍部、腎を臍下で診るとされます。上実下虚の腹は上腹部が充実し下腹部が軟弱な状態で、脾実腎虚などに関連付けます。天枢は大腸の募穴であり、大腸の異常を診る要所です。
選択肢の確認
- 1.胸脇苦満は心実証でみられる。 誤り(これが正答)。胸脇苦満は主に肝・胆、少陽の病証と関連し、心実証の所見ではありません。
- 2.五臓診では肝の状態は臍の左側で診る。 正しい。難経の五臓腹診では肝を臍の左側で診ます。
- 3.上実下虚の腹は脾実腎虚にみられる。 正しい。上実下虚は上腹部の実と下腹部の虚を示し、脾実腎虚などでみられます。
- 4.天枢穴では大腸の異常を診る。 正しい。天枢は大腸の募穴で、大腸病変の診察に用いられます。
覚えるポイント
- 胸脇苦満は肝・胆、少陽と関連する。
- 難経腹診では肝は臍左、肺は臍右。
- 天枢は大腸の募穴。