9PM149|第9回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第9回午後(科目未分類)
内因性オピオイドが関与するのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
鍼鎮痛に関与する神経系と内因性オピオイドの関係を問う問題です。脳幹から脊髄後角へ痛覚伝達を抑える下行性抑制系が中心です。
解説
内因性オピオイドであるエンドルフィン、エンケファリン、ダイノルフィンはオピオイド受容体へ作用し、脳・脳幹・脊髄後角などで痛覚伝達を抑えます。中脳水道周囲灰白質、延髄、脊髄後角へ至る下行性疼痛抑制系の活性化にも関与します。
ナトリウムポンプは細胞膜のイオン勾配、TCAサイクルは細胞内エネルギー代謝、レニン・アンジオテンシン系は血圧・体液調節の系であり、内因性オピオイドの主要作用系ではありません。
選択肢の確認
- 1.ナトリウムポンプ 誤り。ナトリウムポンプはNa-K ATPaseによる膜電位・イオン勾配の維持機構です。
- 2.TCAサイクル 誤り。TCAサイクルはミトコンドリアでのエネルギー代謝経路です。
- 3.レニン・アンジオテンシン系 誤り。レニン・アンジオテンシン系は主に血圧と体液量を調節します。
- 4.下行性抑制系 正しい(これが正答)。内因性オピオイドは下行性疼痛抑制系を介した鎮痛に関与します。
覚えるポイント
- 内因性オピオイドはオピオイド受容体に作用する。
- 下行性抑制系は脳幹から脊髄後角の痛覚伝達を抑える。
- 代表物質はエンドルフィン、エンケファリン、ダイノルフィン。