9PM81|第9回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第9回午後(科目未分類)
低カリウム血症の症状でないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
低カリウム血症で起こる神経・筋症状と消化管症状を整理する問題です。カリウム低下では細胞膜の興奮性が低下するため、筋力低下や弛緩性麻痺、腸管運動低下が中心になります。
解説
血清カリウムが低下すると、骨格筋や平滑筋の興奮性が低下します。その結果、脱力感、四肢の筋力低下から弛緩性麻痺、深部腱反射の低下、腸管麻痺による腹部膨満や便秘がみられます。重症例では呼吸筋麻痺や不整脈を生じることがあり、動悸、著しい脱力、麻痺があれば速やかな医療評価が必要です。
腱反射亢進は上位運動ニューロン障害や一部の代謝異常などでみられる所見で、低カリウム血症の典型ではありません。
選択肢の確認
- 1.腱反射亢進 誤り(これが正答)。低カリウム血症では筋の興奮性が低下し、腱反射は一般に低下または消失します。
- 2.四肢麻痺 正しい。重度の低カリウム血症では筋力低下が進み、弛緩性の四肢麻痺を生じることがあります。
- 3.腹部膨満 正しい。腸管平滑筋の運動が低下して麻痺性イレウスとなり、腹部膨満をきたすことがあります。
- 4.脱力感 正しい。脱力感は低カリウム血症の代表的な筋症状です。
覚えるポイント
- 低カリウム血症では脱力、弛緩性麻痺、腱反射低下をきたす。
- 腸管運動低下により腹部膨満や便秘が起こる。
- 重症例では不整脈と呼吸筋麻痺に注意する。