10AM71|第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午前(科目未分類)
動悸がみられないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
動悸をきたす病態を、交感神経の緊張や心拍出量の増加という観点から整理する問題です。
解説
甲状腺機能低下症では代謝が低下し、徐脈、寒がり、無気力、体重増加、便秘、皮膚の乾燥などがみられます。動悸をきたすのは甲状腺機能亢進症であり、低下症では動悸はみられません。
低血糖では交感神経が興奮して動悸、発汗、手のふるえ、顔面蒼白が生じます。褐色細胞腫は副腎髄質などの腫瘍からカテコールアミンが過剰に分泌され、発作性の高血圧と動悸、頭痛、発汗を起こします。脚気はビタミンB1欠乏によるもので、心拍出量が増える高拍出性心不全から動悸や浮腫を生じます。
選択肢の確認
- 1.低血糖:誤り(動悸あり)。交感神経症状として現れます。
- 2.褐色細胞腫:誤り(動悸あり)。カテコールアミン過剰によります。
- 3.脚気:誤り(動悸あり)。高拍出性の心不全を起こします。
- 4.甲状腺機能低下症:正しい(動悸なし)。徐脈と代謝低下が特徴で、これが答えです。
覚えるポイント
- 甲状腺機能亢進症は頻脈、体重減少、暑がり、手指振戦、眼球突出。
- 甲状腺機能低下症は徐脈、寒がり、浮腫、便秘、活動性低下。
- 低血糖の初期症状は発汗、動悸、ふるえで、進行すると意識障害となり緊急対応が必要。