10PM105|第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
頚髄損傷のリハビリテーションで誤っている記述はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
頚髄損傷の高位ごとに、残存する筋と獲得できる動作を対応させる問題です。プッシュアップに必要な筋がどの高位で残るかが決め手になります。
解説
プッシュアップは、座位で両手をついて上肢で体を持ち上げる動作で、肘を伸ばす上腕三頭筋の働きが不可欠です。上腕三頭筋は主に第7頚髄節に支配されるため、第4頚髄節の損傷では働かず、プッシュアップはできません。したがって誤っているのは2です。
第4頚髄節損傷では横隔膜の機能が一部残るものの上下肢は動かせず、移動は顎や呼気で操作する電動車椅子を用います。第6頚髄節損傷では、肩と肘の屈曲、手関節の背屈が残るため、寝返りや座位保持が可能になり、腱固定作用を利用した把持動作も期待できます。
選択肢の確認
- 1.C4損傷では電動車椅子を用いる。:正しい記述です。上肢が使えないため電動車椅子が適します。
- 2.C4損傷ではプッシュアップが可能となる。:誤っている記述で、これが答えです。上腕三頭筋が働きません。
- 3.C6損傷では寝返りが可能となる。:正しい記述です。
- 4.C6損傷では坐位保持が可能となる。:正しい記述です。
覚えるポイント
- 上腕三頭筋はC7が中心で、プッシュアップに必要。
- C4は横隔膜、C5は肘屈曲、C6は手関節背屈、C7は肘伸展が目安。
- 頚髄損傷では褥瘡、起立性低血圧、自律神経過反射に注意する。