10PM106|第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
腰痛の治療で適切でない記述はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
腰痛への対応を、急性期と慢性期に分けて考える問題です。急性期に牽引を行うかどうかが論点になります。
解説
急性期の腰痛では炎症と筋の防御性収縮が強く、この時期に牽引などの機械的な刺激を加えると症状を悪化させることがあります。急性期はまず安静と疼痛の管理が中心となり、牽引は炎症が落ち着いてから検討されます。したがって適切でないのは1です。
持続牽引はおおむね体重の一部に相当する重錘を用いて行われ、選択肢に示された程度の重さが目安とされます。温熱療法は血流を促し筋のスパズムを和らげます。運動療法では腹筋と背筋のバランスを整えることが腰部の安定につながります。
安静にしていても増強する痛み、発熱を伴う激痛、下肢の進行する筋力低下や膀胱直腸障害がある場合は、施術ではなく医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.急性期には間歇牽引を行う。:正しい(適切でない)。急性期は安静が優先で、これが答えです。
- 2.持続牽引は6~8kgの重錘で行う。:適切な記述です。
- 3.温熱療法は筋肉のスパズムを除く効果がある。:適切な記述です。
- 4.運動療法は腹筋の強化を行う。:適切な記述です。腹圧を高めて腰部を安定させます。
覚えるポイント
- 急性期は安静と疼痛管理、慢性期は運動療法と生活指導が中心。
- 温熱は慢性期の筋緊張緩和に、寒冷は急性期の炎症に用いられる。
- 発熱を伴う激痛、膀胱直腸障害、進行する麻痺は緊急受診が必要。