10PM128|第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
末梢性顔面神経麻痺の罹患筋への局所施術で対象とならないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
顔面神経が支配する筋と、三叉神経が支配する筋を区別する問題です。表情筋か咀嚼筋かで判断します。
解説
末梢性顔面神経麻痺では、同じ側の表情筋がすべて麻痺します。前頭筋が麻痺すると額のしわ寄せができなくなり、眼輪筋が麻痺すると閉眼が困難となり、口輪筋が麻痺すると口笛が吹けず食物がこぼれます。これらは施術の対象となる罹患筋です。
側頭筋は咀嚼筋であり、三叉神経の下顎神経に支配されます。顔面神経麻痺では麻痺しないため、罹患筋への局所施術の対象にはなりません。
なお中枢性の顔面神経麻痺では額のしわ寄せが保たれる点が、末梢性との鑑別の手がかりになります。急な顔面の麻痺は他の神経症状の有無を含めて医療機関での評価が必要です。
選択肢の確認
- 1.前頭筋:誤り(対象となる)。表情筋で顔面神経支配です。
- 2.側頭筋:正しい(対象とならない)。咀嚼筋で三叉神経支配のため、これが答えです。
- 3.眼輪筋:誤り(対象となる)。閉眼を担う表情筋です。
- 4.口輪筋:誤り(対象となる)。口を閉じる表情筋です。
覚えるポイント
- 表情筋は顔面神経、咀嚼筋は三叉神経(下顎神経)が支配する。
- 末梢性麻痺は額のしわ寄せができない、中枢性は保たれる。
- 閉眼できない場合は角膜の保護に配慮が必要。