10PM131第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)

次の文で示す患者の病態に対し、施術対象となる経絡はどれか。 「50歳の男性。主訴は上肢痛。2か月前から頚部の後屈時に示指に放散痛が出現するようになった。」

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

症例から障害されている神経根と経絡を推定する問題です。放散痛が現れる指がどの経の流注と一致するかを考えます。

解説

症例は50歳の男性で、主訴は上肢痛です。2か月前から頚部の後屈時に示指へ放散痛が現れています。頚部後屈で症状が誘発されるのは椎間孔が狭くなって神経根が刺激されるためで、示指に放散する点から第6頚神経根の領域が推定されます。
示指の末端に至る経絡は手の陽明大腸経です。大腸経は示指橈側端の商陽に始まり、前腕と上腕の外側前面を上行して肩、頚部を経て顔面に至ります。したがって施術対象となる経絡は大腸経です。
心経は小指、心包経は中指、三焦経は薬指に至るため、示指への放散痛とは対応しません。
なお、上肢の筋力低下が進む場合や、両手のしびれ、歩行障害を伴う場合は頚髄症などの可能性を考え、医療機関での評価を優先します。

選択肢の確認

  • 1.心経:誤り。小指橈側端に至る経で、示指とは対応しません。
  • 2.心包経:誤り。中指末端に至る経です。
  • 3.大腸経:正しい。示指橈側端の商陽に始まる経で、これが答えです。
  • 4.三焦経:誤り。薬指尺側端に至る経です。

覚えるポイント

  • 手の陽明大腸経は示指、手の厥陰心包経は中指、手の少陽三焦経は薬指に対応する。
  • 頚部後屈での放散痛は椎間孔の狭窄による神経根刺激を示唆する。
  • 進行する筋力低下や巧緻運動障害は受診を優先する。
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