10PM133|第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
下垂足に対し、罹患筋への局所施術で対象となるのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
下垂足で麻痺している筋を特定する問題です。足関節の背屈を担う筋がどれかを考えます。
解説
下垂足は総腓骨神経(とくに深腓骨神経)の麻痺により足関節の背屈ができなくなった状態で、歩行時につま先が引っかかり、鶏歩と呼ばれる歩き方になります。背屈を担う主な筋は前脛骨筋で、そのほか長趾伸筋や長母趾伸筋が関与します。したがって罹患筋への局所施術の対象は前脛骨筋です。
長母趾屈筋、腓腹筋、足底筋はいずれも足関節の底屈や趾の屈曲に働く後面の筋で、脛骨神経の支配であり、下垂足では麻痺しません。
腓骨頭の後下方は総腓骨神経が浅く走る部位であり、長時間の強い圧迫は避けます。
選択肢の確認
- 1.前脛骨筋:正しい。足関節背屈の主動筋で、これが答えです。
- 2.長母指屈筋:誤り。母趾の屈曲に働く後面の筋です。
- 3.腓腹筋:誤り。足関節の底屈に働きます。
- 4.足底筋:誤り。下腿後面の小さな筋で底屈に関与します。
覚えるポイント
- 下垂足は総腓骨神経麻痺で生じ、鶏歩を呈する。
- 背屈は前脛骨筋、長趾伸筋、長母趾伸筋(深腓骨神経)。
- 腓骨頭付近は総腓骨神経が浅く、圧迫を避ける。