10PM134|第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
大転子から大腿外側にかけて痛みを訴える患者で施術対象となる経絡はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
症状の出ている部位が、どの経絡の流注と一致するかを判断する問題です。下肢外側の走行が手がかりになります。
解説
足の少陽胆経は、頭部の側面から体幹の側面を下り、股関節の外側にある環跳を経て、大腿と下腿の外側を通り、外果の前を過ぎて第4趾に至ります。大転子から大腿外側にかけての痛みは、この胆経の流注と一致します。
膀胱経は下肢の後面、肝経と腎経は下肢の内側を走るため、大腿外側の痛みとは対応しません。
なお、大転子部の痛みでは、大腿骨頚部骨折や股関節の疾患が隠れていることがあります。外傷後の痛みや荷重できないほどの痛みがある場合は、施術を行わず医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.膀胱経:誤り。下肢の後面を走ります。
- 2.胆経:正しい。体幹と下肢の外側を走行し、これが答えです。
- 3.肝経:誤り。下肢の内側を走ります。
- 4.腎経:誤り。下肢の内側後方を走ります。
覚えるポイント
- 下肢外側は胆経、後面は膀胱経、前面は胃経、内側は脾経、肝経、腎経。
- 環跳は大転子と仙骨裂孔を結ぶ線上にあり、深部に坐骨神経が走る。
- 外傷後や荷重困難な股関節痛は骨折を疑い、受診を優先する。