10PM138|第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
胸痛に対する施術で適応性が最も高いのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
胸痛のうち、あん摩マッサージ指圧の対象となりやすいものと、医療機関での評価を優先すべきものを区別する問題です。
解説
ワレー圧痛点は肋間神経の走行に沿ってみられる圧痛点で、これを伴う胸痛は肋間神経痛など体性の痛みであることが多く、施術の適応性が高いといえます。
帯状疱疹を伴う胸痛は皮疹のある活動性の感染であり、皮疹部への施術は避け、医療機関での治療を優先します。左上肢への放散痛を伴う胸痛は狭心症や心筋梗塞を疑う所見であり、呼吸困難を伴う胸痛も肺塞栓症や気胸、心不全などの緊急病態を考える必要があります。いずれも直ちに医療機関へつなげるべき状態です。
胸痛を訴える利用者では、痛みの誘因、持続時間、放散の有無、呼吸や冷汗の有無を確認し、危険な所見があれば施術を行わないことが基本です。
選択肢の確認
- 1.ワレー圧痛点を伴うもの:正しい。肋間神経痛など体性の痛みが考えられ、適応性が高いです。
- 2.帯状疱疹を伴うもの:誤り。活動性の感染であり、皮疹部への施術は避けます。
- 3.左上肢への放散痛を伴うもの:誤り。虚血性心疾患を疑い、受診を優先します。
- 4.呼吸困難を伴うもの:誤り。緊急性の高い病態を疑い、受診を優先します。
覚えるポイント
- 放散痛、冷汗、呼吸困難を伴う胸痛は緊急性が高い。
- 帯状疱疹の皮疹部には刺激を加えない。
- 肋間神経痛ではワレー圧痛点(脊柱起始部、側胸部、胸骨側)が手がかりになる。