10PM142|第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
古法あん摩の腹診で「腹全体に力なく皮膚がざらつく。」のはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
古法あん摩の腹診で用いられる分類を問う問題です。腹力の有無と皮膚の状態が判断の手がかりになります。
解説
虚人の腹は、腹全体に力がなく、軟弱で、皮膚に潤いがなくざらついた状態を指します。正気の不足を示す所見として捉えられます。
食痞の腹は心窩部につかえや抵抗を触れるもの、癪聚の腹は腹中に塊状の抵抗が現れたり消えたりするもの、血塊の腹は下腹部などに硬い抵抗と圧痛を触れるものとされます。いずれも実の所見に分類されます。
腹部の触診は静かに行い、強い圧痛や腹壁の板のような硬い緊張がある場合は無理に押さず、医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.食痞の腹:誤り。心窩部のつかえと抵抗を触れるものです。
- 2.癪聚の腹:誤り。腹中に塊状の抵抗が現れる状態です。
- 3.血塊の腹:誤り。下腹部の硬い抵抗と圧痛を特徴とします。
- 4.虚人の腹:正しい。腹全体に力がなく皮膚がざらつく状態です。
覚えるポイント
- 腹力がなく軟弱なものは虚、抵抗や圧痛が明らかなものは実の傾向。
- 腹診は切診に含まれ、静かに浅い触診から始める。
- 板状硬の腹壁や強い反跳痛は腹膜炎を疑い、受診を優先する。