10PM82|第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
皮質性感覚失語を示す脳梗塞に関係する血管はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
失語症の型と、それに対応する脳の部位、さらにその部位を養う動脈を結び付ける問題です。
解説
皮質性感覚失語(ウェルニッケ失語)は、優位半球の側頭葉上部にあるウェルニッケ野の障害で生じ、言葉は流暢に出るのに意味の理解が悪く、錯語が多くなります。ウェルニッケ野は中大脳動脈の支配領域にあります。運動性失語の原因となるブローカ野も中大脳動脈の領域です。
前大脳動脈は前頭葉内側と下肢の運動感覚領域、後大脳動脈は後頭葉と側頭葉下面、椎骨動脈は脳幹と小脳を主に養います。したがって関係する血管は中大脳動脈です。
急な言語障害や片麻痺が出現した場合は脳血管障害を疑い、直ちに医療機関へつなげます。
選択肢の確認
- 1.椎骨動脈:誤り。脳幹と小脳を養います。
- 2.後大脳動脈:誤り。後頭葉の視覚領域などを養います。
- 3.中大脳動脈:正しい。ウェルニッケ野を含む外側面を養います。
- 4.前大脳動脈:誤り。前頭葉内側面を養い、下肢優位の麻痺を起こします。
覚えるポイント
- ブローカ失語は運動性で発話が非流暢、ウェルニッケ失語は感覚性で理解が不良。
- 言語野は多くの人で左半球にあり、中大脳動脈の支配領域。
- 突然の言語障害や麻痺は脳卒中を疑い、緊急受診が必要。