10PM92|第10回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
いわゆる五十肩で誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
いわゆる五十肩(肩関節周囲炎)の病態と対応を問う問題です。固定するのか動かすのかという方針が決め手になります。
解説
五十肩は中年以降に生じる肩関節周囲の退行変性を基盤とする疾患で、疼痛と可動域制限を主症状とします。とくに外転と外旋の制限が強く現れます。経過は長いものの、多くは時間とともに改善し、予後は比較的良好です。
包帯による固定を続けると関節の拘縮が進み、可動域制限が悪化します。したがって固定するという記述は誤りです。痛みの強い時期には安静が必要な場面もありますが、状態に応じて可動域を保つ運動を取り入れることが基本になります。
施術では痛みを強めない範囲で行い、痛みの増悪やしびれが出た場合は刺激を中止して状態を確認します。
選択肢の確認
- 1.退行変性である。:正しい記述です。加齢に伴う変性が基盤にあります。
- 2.外転、外旋制限が強い。:正しい記述です。結髪や結帯動作が困難になります。
- 3.包帯で固定する。:誤っている記述で、これが答えです。固定を続けると拘縮が進みます。
- 4.予後は良い。:正しい記述です。時間はかかりますが多くは改善します。
覚えるポイント
- 五十肩は疼痛期、拘縮期、回復期の経過をとる。
- 長期の固定は拘縮を招くため避ける。
- 痛みの増悪やしびれが出たら刺激を中止して状態を確認する。