11AM66|第11回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午前(科目未分類)
下肢からのリンパの流れが減少するのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
下肢のリンパの流れに影響する要因を問う問題です。重力と筋ポンプの働きを合わせて考えます。
解説
仰臥位から立位になると、重力によって下肢の静水圧が高まり、リンパや静脈の還流が妨げられて下肢に体液が滞りやすくなります。したがってリンパの流れが減少する条件にあたります。
遠位から近位へ向かうマッサージは、リンパの流れる方向に沿った刺激であり、還流を助けます。散歩程度の運動は下腿の筋ポンプを働かせて還流を促します。静脈弁の閉鎖不全は静脈のうっ滞を招きますが、この設問では立位への体位変換が最も明確にリンパの流れを減少させる条件として問われています。
なお、片側だけの下肢の腫脹や熱感、痛みがある場合は深部静脈血栓症を疑い、施術を行わず医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.仰臥位から立位への体位変換:正しい。重力により還流が妨げられ、これが答えです。
- 2.遠位から近位へのマッサージ:誤り。流れの方向に沿った刺激で還流を助けます。
- 3.静脈弁の閉鎖不全:誤り。静脈のうっ滞を招く要因ですが、設問の答えではありません。
- 4.散歩程度の運動:誤り。筋ポンプが働き還流を促します。
覚えるポイント
- 下肢の還流は筋ポンプと静脈弁、呼吸による陰圧に支えられる。
- マッサージは求心性(心臓に向かう方向)に行うのが基本。
- 片側性の下肢腫脹は深部静脈血栓症を疑い、刺激を避けて受診をすすめる。