11PM139|第11回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
最も考えられる疾患はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
示された症例から最も考えられる疾患を選ぶ問題です。肩の痛みと可動域制限を起こす疾患を見分けます。正答は肩関節周囲炎です。
解説
肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)は、中年以降に肩関節周囲の退行変性を基盤として生じ、肩の痛みと可動域制限を主症状とします。とくに外転と外旋の制限が強く、結髪や結帯の動作が困難になります。しびれや上肢の筋力低下は通常伴いません。
頚椎症では、神経根の圧迫によりデルマトームに沿ったしびれや放散痛がみられ、頚部の運動で症状が誘発されます。胸郭出口症候群では、上肢の挙上や特定の肢位でしびれや脱力が生じ、アドソンテストなどが手がかりになります。後縦靭帯骨化症では脊髄が圧迫され、四肢のしびれ、手指の巧緻運動障害、歩行障害が現れます。
上肢のしびれや筋力低下、歩行障害を伴う場合は医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.頸椎症:誤り。神経根症状としてのしびれや放散痛が中心です。
- 2.肩関節周囲炎:正しい。肩の痛みと外転外旋の制限が特徴で、これが答えです。
- 3.胸郭出口症候群:誤り。特定の肢位で誘発される上肢のしびれが中心です。
- 4.後縦靱帯骨化症:誤り。脊髄症状として巧緻運動障害や歩行障害がみられます。
覚えるポイント
- 肩関節周囲炎は外転と外旋の制限が強く、結髪と結帯の動作が困難になる。
- しびれや筋力低下があれば神経の病変を疑う。
- 手指の巧緻運動障害や歩行障害は脊髄症状として受診を優先する。