11PM79|第11回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
副甲状腺腫大を起こすのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
続発性(二次性)副甲状腺機能亢進症の成り立ちを問う問題です。カルシウムとリンの代謝がどこで乱れるかを考えます。
解説
腎不全では、活性型ビタミンDを作る働きが低下して腸からのカルシウム吸収が減り、さらにリンの排泄が滞って高リン血症となります。その結果、血中カルシウムが低下し、これを補おうとして副甲状腺が持続的に刺激され、腫大して副甲状腺ホルモンの分泌が増えます。これが続発性副甲状腺機能亢進症で、骨の病変(腎性骨異栄養症)につながります。
心不全、呼吸不全、肝不全では、このような機序による副甲状腺の腫大は起こりません。
選択肢の確認
- 1.心不全:誤り。副甲状腺の腫大とは結び付きません。
- 2.呼吸不全:誤り。カルシウム代謝の障害を直接起こしません。
- 3.肝不全:誤り。ビタミンDの水酸化の一部に関わりますが、腫大の典型的な原因ではありません。
- 4.腎不全:正しい。低カルシウム血症の持続により副甲状腺が腫大します。
覚えるポイント
- 腎はビタミンDの活性化とリンの排泄を担う。
- 腎不全では低カルシウム、高リンとなり副甲状腺が刺激される。
- 続発性副甲状腺機能亢進症は骨病変を招く。