11PM81|第11回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
高脂血症をきたすのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
高脂血症を二次的にきたす疾患を問う問題です。蛋白の喪失が脂質代謝にどう影響するかを考えます。
解説
ネフローゼ症候群は、糸球体の障害により大量の蛋白が尿へ漏れ出し、低蛋白血症、浮腫、高脂血症をきたす病態です。血中のアルブミンが減ると肝でのリポ蛋白合成が高まり、血中コレステロールが上昇します。したがって高脂血症をきたすのはネフローゼ症候群です。
甲状腺機能亢進症では代謝が高まりコレステロールはむしろ低下します(低下症では上昇します)。アジソン病は副腎皮質機能低下症で、色素沈着、低血圧、低血糖などが特徴です。肝硬変では合成能の低下によりコレステロールは低下する傾向があります。
選択肢の確認
- 1.甲状腺機能亢進症:誤り。代謝亢進によりコレステロールは低下しがちです。
- 2.ネフローゼ症候群:正しい。低蛋白血症に伴い高脂血症をきたします。
- 3.アジソン病:誤り。副腎皮質機能低下症で高脂血症は特徴的ではありません。
- 4.肝硬変:誤り。合成能低下によりコレステロールは低下傾向です。
覚えるポイント
- ネフローゼ症候群の四徴は高度蛋白尿、低蛋白血症、浮腫、高脂血症。
- 二次性高脂血症の原因には甲状腺機能低下症、糖尿病、ネフローゼ症候群がある。
- 浮腫が急に増える場合は医療機関での評価を優先する。