12PM127|第12回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午後(科目未分類)
次の文で示す病証に対し、施術対象となる臓腑の募穴で適切なのはどれか。「食欲がなく、胃の膨満感や上腹部痛がある。医師から慢性胃炎と診断された。」
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
症例で示された臓腑に対応する募穴を選ぶ問題です。胃の募穴がどれかが決め手になります。
解説
症例は食欲不振、胃の膨満感、上腹部痛があり、慢性胃炎と診断されています。対応する腑は胃であり、胃の募穴は中脘です。中脘は任脈の経穴で、臍の上方4寸、胸骨体下端と臍を結ぶ線の中点に取ります。八会穴の腑会でもあります。
中府は肺の募穴で前胸部、中極は膀胱の募穴で臍下4寸、膻中は心包の募穴で両乳頭を結ぶ線の中点にあります。
なお、体重減少、黒色便、持続する強い腹痛、貧血を伴う場合は施術で経過をみるのではなく、医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.中府:誤り。肺の募穴で前胸部にあります。
- 2.中極:誤り。膀胱の募穴で臍下4寸にあります。
- 3.中脘(ちゅうかん):正しい。胃の募穴で、これが答えです。
- 4.膻中(だんちゅう):誤り。心包の募穴です。
覚えるポイント
- 主な募穴は中府(肺)、巨闕(心)、期門(肝)、章門(脾)、京門(腎)、中脘(胃)、中極(膀胱)、関元(小腸)、天枢(大腸)。
- 中脘は臍上4寸で腑会でもある。
- 警告となる腹部症状があれば受診を優先する。