13PM134|第13回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の病証に対し、施術対象となる経絡はどれか。 「55歳の男性。下肢の冷え、腰痛、下腹部に力がなく軟弱である。」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
症例の症状から失調している臓を判断する問題です。冷えと腰の症状、下腹部の状態が手がかりになります。
解説
症例は55歳の男性で、下肢の冷え、腰痛、下腹部に力がなく軟弱であるという状態です。
腰は腎の府とされ、腰痛や腰の無力感は腎の失調を示す代表的な症状です。下肢の冷えは腎陽の不足によって体を温める働きが低下した状態を示し、下腹部に力がない状態(小腹不仁)も腎虚を示す腹証とされます。これらがそろっていることから、施術対象となる経絡は足の少陰腎経です。
肝経は疏泄失調によるいらだちや脇の張り、胃経は消化器の症状、胆経は体側の症状と関連し、この症例とは対応しません。
なお、腰痛に下肢の筋力低下や膀胱直腸障害を伴う場合は医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.肝経:誤り。疏泄失調の症状が中心です。
- 2.胃経:誤り。消化器の症状と関連します。
- 3.腎経:正しい。腰と冷え、小腹不仁がそろい、これが答えです。
- 4.胆経:誤り。体側や下肢外側の症状と関連します。
覚えるポイント
- 腰は腎の府で、腎虚では腰の無力感や冷えがみられる。
- 小腹不仁は下腹部の力のなさで腎虚を示す腹証。
- 腎経は湧泉に始まり内果の後方を通って上行する。