14PM131|第14回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)
腓骨神経麻痺の治療方針と治療法との組合せで誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
腓骨神経麻痺による下垂足への対応を問う問題です。足関節をどの肢位に保つかが論点になります。
解説
尖足の予防では、足関節を背屈できない状態が続くことで下腿三頭筋とアキレス腱が短縮しないよう、足関節を直角(90度)に保つことが目的になります。ただしこの設問では、固定してしまうという対応が誤りとされています。固定を続けると関節が動かなくなり拘縮を招くため、装具などで良肢位を保ちながらも、可動域運動を組み合わせることが大切です。したがって誤っている組合せは1です。
前脛骨筋の筋力回復には足関節の背屈運動、総腓骨神経への刺激には腓骨頭前下方にある陽陵泉への低周波通電、後脛骨筋の緊張除去には下腿内側の揉捏が用いられます。
腓骨頭付近では総腓骨神経が浅く走るため、長時間の強い圧迫を避けます。
選択肢の確認
- 1.尖足予防 --- 足関節90度固定:誤っている組合せで、これが答えです。固定のみでは拘縮を招きます。
- 2.前脛骨筋の筋力回復 --- 足関節伸展(背屈)運動:正しい組合せです。
- 3.総腓骨神経刺激 --- 陽陵泉の低周波通電:正しい組合せです。
- 4.後脛骨筋の緊張除去 --- 下腿内側の揉捏:正しい組合せです。
覚えるポイント
- 下垂足では足関節を背屈位に保ちつつ可動域運動を行う。
- 陽陵泉は腓骨頭前下方にあり総腓骨神経の走行と近い。
- 腓骨頭付近の強い圧迫は避ける。