14PM84|第14回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)
小児の肘関節周辺骨折について誤っている記述はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
小児の肘関節周辺骨折の特徴と、その後の対応を問う問題です。
解説
骨折後に生じた肘関節の拘縮に対して強い力で変形を矯正しようとすると、骨化性筋炎や再骨折、関節の損傷を招くおそれがあります。小児では自家矯正力が期待できる部分もあるため、強力な矯正は行わず、痛みを強めない範囲での運動を続けることが基本です。したがって誤っている記述は4です。
小児では上腕骨顆上骨折の頻度が高く、上腕骨外顆骨折は関節内骨折で転位しやすいため手術が選ばれることが多くなります。フォルクマン拘縮は、腫脹や不適切な固定による前腕の循環障害から筋の壊死と拘縮に至る重篤な合併症で、強い痛み、蒼白、脈拍の減弱、しびれが警告の所見です。
外傷後にこれらの所見がみられた場合は、直ちに医療機関へつなげます。
選択肢の確認
- 1.上腕骨顆上骨折の頻度が高い。:正しい記述です。
- 2.上腕骨外顆骨折では手術の適応が多い。:正しい記述です。
- 3.フォルクマン拘縮は重篤な合併症である。:正しい記述です。
- 4.肘関節拘縮には強力に変形矯正を行う。:誤っている記述で、これが答えです。
覚えるポイント
- 小児の肘周辺骨折では上腕骨顆上骨折が多い。
- フォルクマン拘縮は循環障害による重篤な合併症。
- 強い痛み、蒼白、脈の減弱、しびれは直ちに受診が必要。