15AM68|第15回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
臍部から放射状に走る腹壁静脈怒張をきたすのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
腹壁静脈の怒張が示す病態を問う問題です。血流が迂回する経路を考えます。
解説
肝硬変では門脈圧が高くなり、門脈系の血液が体循環へ迂回する側副血行路が発達します。臍周囲の静脈が拡張して放射状に走る状態は、その代表的な所見で、メドゥーサの頭と呼ばれます。したがって答えは1です。
下大静脈血栓症では、腹壁の側面を縦に走る静脈が拡張して下から上へ血液が流れます。臍ヘルニアは臍部の腹壁の欠損、急性膵炎は上腹部の激痛が主症状で、いずれもこの所見の原因ではありません。
吐血や黒色便、意識の変化がみられる場合は緊急対応が必要です。
選択肢の確認
- 1.肝硬変:正しい。門脈圧亢進による側副血行路で、これが答えです。
- 2.下大静脈血栓症:誤り。腹壁側面の縦に走る静脈が拡張します。
- 3.臍ヘルニア:誤り。腹壁の欠損による膨隆です。
- 4.急性膵炎:誤り。上腹部の激痛が主症状です。
覚えるポイント
- 門脈圧亢進の三徴は食道静脈瘤、腹水、脾腫。
- 側副血行路は食道下部、臍周囲、直腸下部に発達する。
- 吐血や黒色便は緊急性が高い。