15AM72|第15回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
次の文で示す症例について、問題72、問題73の問に答えよ。 「48歳の女性。1年前から月経血量が増え、労作時に息切れするようになった。手術歴はない。眼瞼結膜は蒼白である。出血傾向、黄疸、浮腫はない。」 最もみられる所見はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
症例の背景から貧血の型を推定し、それに伴う身体所見を選ぶ問題です。
解説
症例は48歳の女性で、1年前から月経血量が増え、労作時の息切れが出現しています。眼瞼結膜が蒼白であり、出血傾向や黄疸、浮腫はありません。過多月経による慢性の失血から鉄が失われ、鉄欠乏性貧血をきたした状態が考えられます。
鉄欠乏性貧血では、爪がもろくなり、中央がへこんで反り返るスプーン様爪(さじ状爪)がみられます。したがって答えは3です。
手掌紅斑とくも状血管腫は肝硬変の所見、ばち指は慢性の低酸素状態や肺疾患、心疾患でみられる所見です。
月経量の増加が続く場合や息切れが強い場合は、婦人科と内科での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.手掌紅斑:誤り。肝硬変でみられる所見です。
- 2.ばち指:誤り。慢性の低酸素状態などでみられます。
- 3.スプーン様爪:正しい。鉄欠乏性貧血の所見で、これが答えです。
- 4.クモ状血管腫:誤り。肝硬変でみられる所見です。
覚えるポイント
- 鉄欠乏性貧血ではさじ状爪、口角炎、舌炎がみられる。
- 眼瞼結膜の蒼白は貧血の重要な所見。
- 過多月経は鉄欠乏の原因になる。