15AM74|第15回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
「60歳の女性。生来健康で病気や外傷の既往はない。3か月前から右膝の疼痛と腫脹に気付く。膝の完全屈曲がやや困難。」 最も起こりにくいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
症例の膝の症状から考えられる所見を選ぶ問題です。起こりにくいものを選びます。
解説
症例は60歳の女性で、外傷の既往がなく、3か月前から右膝の疼痛と腫脹があり、完全屈曲がやや困難な状態です。中高年女性で緩やかに進む膝の痛みと腫脹であり、変形性膝関節症の経過が考えられます。
変形性膝関節症では、動かし始めの痛み(歩行開始時痛)、関節液の貯留による膝蓋跳動、内側の関節裂隙の狭小化による内反変形がみられます。
一方、下肢の脚長差は、股関節の疾患や骨折、成長期の異常などで生じるもので、この経過では起こりにくい所見です。したがって答えは4です。
腫脹や熱感が強い時期には強い刺激と温熱を避け、急に腫脹が増した場合は医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.歩行開始時の疼痛:誤り(起こる)。動かし始めの痛みが特徴です。
- 2.膝蓋跳動:誤り(起こる)。関節液の貯留を示します。
- 3.膝関節の内反変形:誤り(起こる)。内側型で多くみられます。
- 4.下肢の脚長差:正しい(起こりにくい)。この経過では生じにくく、これが答えです。
覚えるポイント
- 変形性膝関節症は中高年女性に多く内反変形をきたす。
- 膝蓋跳動は関節液貯留の所見。
- 急な腫脹の増加や熱感は受診を優先する。