15PM130第15回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)

次の文で示す患者について、罹患局所への施術部位として適切なのはどれか。 「20歳の女性。殿部から下腿後側にかけて放散痛がある。股関節・膝関節屈曲位で他動的に股関節を内転・内旋すると症状が出現する。」

解答・解説を見る

正解: 2

正答

2

この問題のポイント

症例の誘発テストから病態を推定し、施術部位を体表の指標で示す問題です。

解説

症例は20歳の女性で、殿部から下腿後側にかけて放散痛があり、股関節と膝関節を屈曲した位置から他動的に股関節を内転内旋させると症状が出現します。この操作は梨状筋を引き伸ばして坐骨神経への圧迫を強めるもので、梨状筋症候群を示唆します。
梨状筋は仙骨前面から起こり大坐骨孔を通って大転子に停止します。体表では、上後腸骨棘と大転子を結ぶ線の中央付近がその走行にあたるため、施術部位として適切です。したがって答えは2です。
殿部への施術では、しびれや放散痛が強まる場合は圧を弱めるか中止します。下肢の筋力低下が進む場合や膀胱直腸障害があれば医療機関での評価を優先します。

選択肢の確認

  • 1.上前腸骨棘と上後腸骨棘との中央:誤り。腸骨稜に沿った部位で梨状筋の走行とは異なります。
  • 2.上後腸骨棘と大転子との中央:正しい。梨状筋の走行にあたり、これが答えです。
  • 3.上前腸骨棘と大転子との中央:誤り。殿部の前外側で梨状筋の部位ではありません。
  • 4.坐骨結節と尾骨先端との中央:誤り。骨盤下部で梨状筋の走行ではありません。

覚えるポイント

  • 梨状筋は仙骨前面から大転子に至り、坐骨神経がその下を通る。
  • 環跳は大転子と仙骨裂孔を結ぶ線上にある。
  • しびれが増強する刺激は中止する。
15PM12915PM131
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)