15PM131|第15回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
次の文で示す患者について、最も強化すべき筋はどれか。 「62歳の女性。3年前から左膝前面に痛みを自覚、歩行時に膝折れがみられる」
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
症例の症状から、強化すべき筋を判断する問題です。膝折れが何を示すかを考えます。
解説
症例は62歳の女性で、3年前から左膝前面に痛みがあり、歩行時に膝折れがみられます。膝折れは、体重を支える瞬間に膝が急に曲がってしまう現象で、膝を伸ばして支える大腿四頭筋の筋力低下が主な原因です。膝前面の痛みも大腿四頭筋と膝蓋腱に関わる部位です。したがって最も強化すべき筋は大腿四頭筋です。
大腿二頭筋は膝の屈曲、大腿筋膜張筋は股関節の外転と屈曲、縫工筋は股関節の屈曲外転外旋と膝の屈曲に働き、膝折れへの対応としての優先度は大腿四頭筋に劣ります。
運動は関節への負担が少ない等尺性運動から始め、痛みが強くなる場合は量を調節します。転倒に注意し、環境の整備も行います。
選択肢の確認
- 1.大腿四頭筋:正しい。膝の伸展と支持を担い、これが答えです。
- 2.大腿二頭筋:誤り。膝の屈曲に働きます。
- 3.大腿筋膜張筋:誤り。股関節の外転などに働きます。
- 4.縫工筋:誤り。股関節と膝の複合運動に働きます。
覚えるポイント
- 膝折れは大腿四頭筋の筋力低下を示唆する。
- 変形性膝関節症では内側広筋が萎縮しやすい。
- 等尺性運動は関節への負担が少ない。