16PM120|第16回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)
サル手に対し、罹患神経への施術を行う場合、対象となる経脈はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
猿手をきたす神経の走行と、対応する経脈を結び付ける問題です。
解説
猿手は正中神経の麻痺により母指球が萎縮し、母指の対立ができなくなった状態です。正中神経は上腕の内側を下り、肘窩の中央から前腕の前面中央を通って手根管を抜け、母指球へ向かいます。
この走行と重なるのは、上肢内側の中央を通る手の厥陰心包経です。したがって答えは4です。心包経は天泉、曲沢、郄門、内関、大陵といった経穴を通り、大陵は手根管の位置にあたります。
大腸経、小腸経、三焦経はいずれも上肢の外側(伸側)を走るため、正中神経の走行とは対応しません。
手関節掌側は神経が浅い部位であり、しびれが増す場合は刺激量を調節するか中止します。
選択肢の確認
- 1.大腸経:誤り。上肢外側前面を走ります。
- 2.小腸経:誤り。上肢後内側を走ります。
- 3.三焦経:誤り。上肢後外側を走ります。
- 4.心包経:正しい。上肢内側中央を走り、これが答えです。
覚えるポイント
- 猿手は正中神経麻痺、鷲手は尺骨神経麻痺、下垂手は橈骨神経麻痺。
- 心包経は上肢内側の中央を通り中指に至る。
- 大陵は手根管の位置にあたる。