16PM124|第16回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の病態に対し、罹患局所への施術部位として適切なのはどれか。「50歳の女性。3か月前から左肩上部・肩甲間部が痛む。頸部の後屈時に主訴が再現する。」
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
症例の誘発条件から原因の部位を判断し、施術部位を選ぶ問題です。
解説
症例は50歳の女性で、左の肩上部と肩甲間部の痛みがあり、頚部を後屈すると症状が再現します。頚部後屈で症状が誘発されるのは、椎間孔が狭くなって神経根が刺激されるためであり、痛みの原因は頚部にあると考えられます。深部腱反射が正常であることから、脊髄症よりも神経根の刺激が考えられます。
罹患局所は痛みの出ている部位ではなく、症状の原因となっている頚部です。側頚部への施術が適切であり、答えは1です。
なお前頚部と側頚部には総頚動脈や腕神経叢が走るため、強い圧迫を避け、しびれやめまいが出た場合は直ちに中止します。上肢の筋力低下が進む場合や両手のしびれ、歩行障害を伴う場合は医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.側頸部:正しい。症状の原因部位で、これが答えです。
- 2.肩上部:誤り。症状の出ている部位ですが原因ではありません。
- 3.肩甲間部:誤り。関連痛の部位です。
- 4.上腕部:誤り。この症例の罹患局所ではありません。
覚えるポイント
- 頚部後屈での症状誘発は椎間孔での神経根刺激を示唆する。
- 痛みの部位と原因の部位は一致しないことがある。
- 側頚部への強い圧迫は避ける。