16PM133|第16回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第16回午後(科目未分類)
「24歳の女性。3か月前より右上腕から小指にかけてのしびれを自覚。頸椎を患側に回旋し、後屈した状態で深呼吸させると橈骨動脈の拍動が消失する。スパーリングテスト陰性。ホフマン反射陰性。」最も考えられる疾患はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
症例の誘発テストの所見から疾患を判断する問題です。
解説
症例は24歳の女性で、右上腕から小指にかけてのしびれがあり、頚椎を患側へ回旋し後屈させた状態で深呼吸させると橈骨動脈の拍動が消失します。これはアドソンテストが陽性であることを示し、斜角筋隙で神経血管束が圧迫される胸郭出口症候群が考えられます。したがって答えは3です。
スパーリングテストが陰性であることから頚部の神経根症は考えにくく、ホフマン反射が陰性であることから頚部脊髄症も考えにくくなります。手根管症候群では母指から環指橈側のしびれが生じ、小指側の症状は説明できません。
前頚部と鎖骨上窩は神経血管が浅く走るため、強い圧迫を避け、しびれが増す場合は中止します。
選択肢の確認
- 1.頸部神経根症:誤り。スパーリングテストが陰性です。
- 2.頸部脊髄症:誤り。ホフマン反射が陰性です。
- 3.胸郭出口症候群:正しい。アドソンテスト陽性で、これが答えです。
- 4.手根管症候群:誤り。小指側の症状は説明できません。
覚えるポイント
- アドソンテストは斜角筋症候群、ライトテストは過外転症候群。
- スパーリングテストは神経根、ホフマン反射は脊髄症の評価。
- 手根管症候群は母指から環指橈側のしびれ。