17AM75|第17回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第17回午前(科目未分類)
「50歳の男性。1か月前から右上腕と手背の橈側にしびれ感と痛みがある。右上肢に脱力感があり肩も挙上しにくい。近医にての診断を受けた。」 この症例について誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
頚椎症性神経根症の病態を確認する症例問題です。
解説
頚椎症で問題となる病変は、可動性が大きく負担のかかる中下位頚椎(第5頚椎から第7頚椎の周辺)に生じます。上位頚椎にあるという記述は誤りです。したがって答えは3です。
本症は男性に多く、椎間板の変性を基盤として骨棘の形成や椎間孔の狭小化が進みます。脊髄が圧迫される頚椎症性脊髄症へ進行すると、下肢の痙性麻痺や歩行の障害がみられます。
手指の細かい動作がしにくい、歩行が不安定になるといった症状が出た場合は、直ちに医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.男性に多い。:正しい記述です。
- 2.椎間板変性を基盤とする。:正しい記述です。
- 3.病変は上位頸椎にある。:誤っており、これが答えです。中下位頚椎に生じます。
- 4.進行すると痙性麻痺を起こす。:正しい記述です。
覚えるポイント
- 頚椎症は第5から第7頚椎の周辺に多い。
- 神経根症は上肢の症状、脊髄症は四肢の症状。
- 巧緻運動障害と歩行障害は脊髄症を疑う。