17PM133|第17回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第17回午後(科目未分類)
「30歳の男性。2か月前より右殿部から下腿後面・足底にかけて痛む。間欠跛行はない。右SLRテスト陽性。足背動脈の拍動は触知可能。」 最も考えられる疾患はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
下肢の痛みの分布と誘発テストから疾患を判断する症例問題です。
解説
30歳の男性で、2か月前から右の殿部から下腿後面、足底にかけて痛みがあります。間欠跛行はなく、下肢伸展挙上テスト(SLRテスト)が陽性で、足背動脈の拍動は触れます。
坐骨神経の走行に沿った痛みとSLRテスト陽性は神経根の圧迫を示し、若年での発症であることから腰椎椎間板ヘルニアが最も考えられます。したがって答えは2です。
腰部脊柱管狭窄症は高齢者に多く間欠跛行を伴い、閉塞性動脈硬化症では足背動脈の拍動が減弱または消失し、糖尿病性神経障害では左右対称の手袋靴下型の感覚障害が主体です。
両下肢のしびれ、会陰部の感覚障害、排尿排便の障害を伴う場合は馬尾症候群を疑い、直ちに医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.腰部脊柱管狭窄症:誤り。間欠跛行がありません。
- 2.腰椎椎間板ヘルニア:正しい。所見に一致し、これが答えです。
- 3.閉塞性動脈硬化症:誤り。足背動脈の拍動が触れます。
- 4.糖尿病性神経障害:誤り。分布が一致しません。
覚えるポイント
- SLRテスト陽性は坐骨神経の伸張による誘発を示す。
- 椎間板ヘルニアは若年から中年に多い。
- 間欠跛行があれば狭窄症や動脈疾患を考える。