19AM73|第19回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第19回午前(科目未分類)
60歳の男性。断続する腹痛と腹部圧痛があり、画像診断で膵臓内に多数の石灰化が認められ、尿中アミラーゼ値上昇と脂肪便が見られる。脂肪便はどの細胞の減少によって起こるか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
脂肪便が生じる仕組みを、膵臓の細胞のはたらきから考える症例問題です。
解説
脂肪の消化に必要なリパーゼは、膵臓の外分泌部である腺房細胞から分泌されます。慢性膵炎で腺房細胞が減ると脂肪が消化されずに便へ出て脂肪便となります。したがって答えは1です。
ランゲルハンス島のA細胞はグルカゴン、B細胞はインスリン、D細胞はソマトスタチンを分泌する内分泌の細胞で、脂肪の消化には直接関わりません。
慢性膵炎が進むとB細胞も障害され糖尿病を合併します。
選択肢の確認
- 1.膵腺房細胞:正しい。消化酵素を分泌し、これが答えです。
- 2.ランゲルハンス島A細胞:誤り。グルカゴンを分泌します。
- 3.ランゲルハンス島B細胞:誤り。インスリンを分泌します。
- 4.ランゲルハンス島D細胞:誤り。ソマトスタチンを分泌します。
覚えるポイント
- 膵臓は外分泌と内分泌の両方を担う。
- 腺房細胞は消化酵素を分泌する。
- 慢性膵炎では糖尿病を合併しうる。