19AM74|第19回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第19回午前(科目未分類)
85歳の女性。骨粗鬆症の治療中。トイレに行こうとして転倒、殿部と腰を打撲し、歩けなくなった。股関節は外旋位をとり、痛みは右殿部に強い。この病態について正しい記述はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
高齢者の転倒による大腿骨近位部骨折の意味を問う症例問題です。
解説
85歳の女性で、骨粗しょう症の治療中に転倒し、殿部と腰を打って歩けなくなり、股関節は外旋位をとり、右殿部に強い痛みがあります。大腿骨近位部(頚部や転子部)の骨折が考えられます。
この骨折は、長期の臥床につながって寝たきりの原因となる危険が高いため、早期の手術と離床が図られます。したがって正しい記述は3です。
坐骨神経損傷が多いわけではなく、寝返りなどの動作でも痛みが強く障害され、保存療法では骨癒合が得にくく歩行の予後も良好とはいえません。
骨折が疑われる部位には施術を行わず、直ちに医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.坐骨神経損傷が多い。:誤りです。
- 2.寝返り動作は障害されにくい。:誤り。強く障害されます。
- 3.寝たきりの原因となる危険性が高い。:正しい記述で、これが答えです。
- 4.保存療法で歩行予後は良好である。:誤りです。
覚えるポイント
- 大腿骨頚部骨折は患肢が短縮し外旋位をとる。
- 早期手術と早期離床が寝たきりを防ぐ。
- 骨粗しょう症の予防と転倒予防が重要。