1PM102|第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
異常歩行で誤っているのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
神経疾患ごとの特徴的な異常歩行を対応させる問題です。痙性、失調、片麻痺、パーキンソン症候群の歩行像を区別します。
解説
痙性麻痺では下肢伸筋群などの筋緊張が亢進し、足関節底屈と内反を伴う内反尖足になりやすくなります。片麻痺では患側下肢を十分に屈曲できず、つま先を床に引っ掛けないよう外側へ弧を描く分回し歩行がみられます。
小脳性などの失調性歩行では、支持基底面を広げるため両足を広く開き、左右に動揺する歩行になります。
パーキンソン症候群では、前傾姿勢、小刻み歩行、すり足、腕振り減少、すくみ足、加速歩行などが特徴です。歩幅は小さくなるため、「歩幅が大きい」が誤りです。転倒リスクが高いため、歩行評価では方向転換や開始時のすくみも確認します。
選択肢の確認
- 1.痙性麻痺では内反尖足になりやすい。:正しい。痙性麻痺では底屈・内反方向の筋緊張が優位となり、内反尖足を生じやすくなります。
- 2.失調性歩行では両足を広げる傾向がある。:正しい。失調性歩行では安定性を高めるため歩隔を広げます。
- 3.片麻痺では分回し歩行がみられる。:正しい。片麻痺では患側下肢を外側へ回す分回し歩行がみられます。
- 4.パーキンソン症候群では歩幅が大きい。(正答):誤り。パーキンソン症候群では歩幅は小さく、小刻み・すり足歩行になります。
覚えるポイント
- 痙性麻痺は内反尖足、片麻痺は分回し歩行。
- 失調性歩行は歩隔が広い。
- パーキンソン歩行は小刻み・すり足・すくみ足が特徴である。