1PM103|第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
歩行訓練について正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
歩行訓練の段階、補助具・装具の役割、膝折れの危険を問う問題です。患者の支持性とバランス能力に応じて、安全性の高い環境から始めることを理解します。
解説
患側下肢の筋力や支持性が不十分な場合、立脚期に膝が急に屈曲して身体を支えられなくなる膝折れが起こります。転倒に直結するため、介助位置、膝のコントロール、装具の使用などに注意します。したがって選択肢3が正答です。
歩行訓練は一律にT字杖から始めるのではなく、起立・立位バランスを確認し、必要に応じて平行棒、歩行器、多脚杖、T字杖へ段階的に進めます。短下肢装具などは足関節の安定、つま先の引っ掛かり防止、膝のコントロールに役立ちます。
弛緩性麻痺では筋緊張が低く、膝や股関節の支持性が得にくいため、痙性を適切に利用できる場合より体重支持に不利です。ただし過度の痙性も歩行を妨げるため、個別評価が必要です。
選択肢の確認
- 1.歩行訓練はT字杖使用から始める。:誤り。支持性が低い初期には平行棒や歩行器など、より安定した手段から始めることがあります。
- 2.補装具は使わない。:誤り。装具や杖は安全性と歩行効率を高めるために利用します。
- 3.患側下肢の力が不十分な時は膝折れに注意する。(正答):正しい。患側下肢の支持力が不足すると膝折れが起こり、転倒の危険があります。
- 4.弛緩性麻痺の方が痙性麻痺よりも体重支持に有利である。:誤り。弛緩性麻痺は筋緊張が乏しく体重支持が難しいため、一般に痙性麻痺より有利とはいえません。
覚えるポイント
- 歩行訓練は平行棒など安定した環境から段階的に進める。
- 支持性不足では膝折れに注意する。
- 杖・歩行器・装具は状態に応じて活用する。