1PM104|第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
急性期の脳血管障害の対応で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
脳血管障害急性期の廃用・拘縮予防と良肢位管理を問う問題です。出題では、尖足を防ぐため足関節を中間位に保つことを正答として扱います。
解説
脳血管障害の急性期でも、全身状態が安定し医療管理のもとであれば、体位変換、良肢位保持、関節可動域の維持などを早期から行い、褥瘡、拘縮、誤用、廃用を予防します。良肢位保持だけで十分というわけではなく、関節可動域訓練を一律に避けるものでもありません。
この問題では、麻痺側足関節の底屈拘縮、すなわち尖足を予防するため、足関節を0度の中間位に保持することを正しい対応としています。ここでいう固定は、皮膚や循環を無視して硬く長時間固定する趣旨ではなく、枕・足板・装具などを用いて中間位を保ち、定期的に皮膚状態や可動域を確認する考え方です。
肩関節は亜脱臼や疼痛を生じやすいため、肩甲骨と上肢全体を支持し、牽引しないことが重要です。「軽度の外転・外旋位」とだけ一律に定めるのではなく、麻痺の程度、肩甲帯の位置、疼痛などに応じて医療・リハビリテーション職が個別に調整します。
選択肢の確認
- 1.良肢位の保持だけすればよい。:誤り。良肢位保持は重要ですが、体位変換、関節可動域維持、呼吸・嚥下管理なども必要です。
- 2.関節可動域訓練は急性期には避ける。:誤り。全身状態が許せば、拘縮予防のため急性期から慎重な他動運動などを行います。
- 3.足関節は 0 ゚で固定しなければならない。(正答):正しい。出題では、尖足予防のため足関節を0度の中間位に保持することを適切な対応としています。
- 4.肩関節は軽度の外転、外旋位にするのがよい。:誤り。肩は単純に軽度外転・外旋へ置くだけでなく、肩甲帯を含めた支持と亜脱臼・疼痛への個別配慮が必要です。
覚えるポイント
- 急性期から良肢位、体位変換、拘縮予防を行う。
- 足関節は尖足予防のため中間位保持を考える。
- 麻痺側上肢を引っ張らず、肩甲帯ごと支持する。