1PM128|第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
あん摩・マッサージ・指圧の刺激が、下垂体-副腎皮質系の活動に作用し、生体の疾病に対して効果的な反応を現すことを支持するという説はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
手技刺激の全身作用を説明する学説と、下垂体・副腎皮質系の関係を問う問題です。ストレス反応を説明する汎適応症候群を選びます。
解説
汎適応症候群は、セリエが提唱したストレス学説で、さまざまな刺激に対して生体が共通した防御反応を示すと考えます。視床下部、下垂体、副腎皮質系が関与し、警告反応期、抵抗期、疲憊期という段階で説明されます。
あん摩・マッサージ・指圧の適度な刺激が下垂体・副腎皮質系などの全身的適応反応に影響し、生体防御や恒常性維持に関与するという説明に対応するため、選択肢2が正答です。
手技刺激は多ければ多いほどよいわけではありません。過剰刺激は疲労、疼痛、倦怠感、自律神経症状などを起こし得るため、年齢、体力、病態に応じた刺激量の調整が必要です。
選択肢の確認
- 1.過剰刺激症候群の学説(レイリー現象):誤り。レイリー現象は、過剰な刺激が自律神経を介して離れた部位にも障害を起こし得るという学説です。
- 2.汎適応症候群の学説(ストレス学説)(正答):正しい。汎適応症候群、すなわちストレス学説は下垂体-副腎皮質系を中心とする全身適応反応を説明します。
- 3.サイバネティックスの学説:誤り。サイバネティックスはフィードバック制御や恒常性の調節を説明する考え方です。
- 4.圧自律神経反射の学説(圧発汗反射):誤り。圧自律神経反射は身体への圧迫と発汗などの自律神経反応との関係を説明します。
覚えるポイント
- 下垂体-副腎皮質系はストレス学説と結び付く。
- 汎適応症候群は警告反応期・抵抗期・疲憊期。
- 過剰刺激を避け、刺激量を個別に調整する。