1PM136|第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
肩こりについて誤っているのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
肩こりに対する一般的な施術・運動と、緊急疾患を示す関連痛を区別する問題です。肩こりとして扱ってよい状態かを最初に見極めます。
解説
肩こりでは、僧帽筋上部、肩甲挙筋、菱形筋、後頭下筋群などの過緊張や、長時間の同一姿勢、眼精疲労、心理的緊張が関与します。急性外傷や神経症状がなければ、対象筋への適度な按撫・揉捏や、痛みを増悪させない範囲の頸部・肩甲帯ストレッチが用いられます。
一方、胸痛と左上肢への放散痛は狭心症や心筋梗塞の可能性があり、肩こりとして施術してはいけません。冷汗、悪心、呼吸困難を伴う場合は救急対応を優先します。
ウイリアムズ体操は、腰椎前弯を減らす屈曲運動を中心とした腰痛体操であり、肩こりに対する代表的運動ではありません。したがって選択肢4が誤りです。
選択肢の確認
- 1.胸痛と左上肢に放散痛がある場合は施術を控える。:正しい。胸痛と左上肢放散痛は虚血性心疾患の危険徴候であり、施術を控えて医療対応を優先します。
- 2.施術は僧帽筋、肩甲挙筋などを対象に行う。:正しい。僧帽筋や肩甲挙筋は肩こりで緊張しやすい代表的な対象筋です。
- 3.頸部のストレッチが有効である。:正しい。禁忌がなく、疼痛を増悪させない範囲の頸部ストレッチは筋緊張軽減に役立ちます。
- 4.ウイリアムズ体操が有効である。(正答):誤り。ウイリアムズ体操は主に腰痛へ用いる屈曲型体操で、肩こりの代表的運動ではありません。
覚えるポイント
- 肩こりでは僧帽筋・肩甲挙筋などを評価する。
- 胸痛と左上肢放散痛は心筋虚血を疑う。
- ウイリアムズ体操は腰痛体操である。