1PM143第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)

高齢者が尻もちをつき急性腰痛が発症した。対応で適切でないのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

高齢者の転倒後に生じた急性腰痛から、脊椎圧迫骨折などを疑う症例問題です。局所施術より安静・医療評価を優先する危険徴候を見抜きます。

解説

高齢者が尻もちをついた直後に急性腰痛を発症した場合、骨粗鬆症を背景とした胸腰椎圧迫骨折、仙骨骨折、骨盤骨折などを考えます。軽い転倒でも骨折することがあるため、単なる筋性腰痛として積極的に揉捏・圧迫してはいけません。

初期対応では、無理に動かさず楽な姿勢を保ち、できるだけ早く医療機関で画像検査を含む評価を受けるよう勧めます。局所に熱感・腫脹など急性炎症所見がある場合は、皮膚状態や循環に配慮した冷罨法を検討しますが、診断を遅らせてはいけません。

下肢麻痺・しびれ、膀胱直腸障害、発熱、強い腹痛、意識変化がある場合は緊急性が高く、救急対応が必要です。

選択肢の確認

  • 1.原則として安静を第一とする。:適切です。骨折の可能性があるため、まず安静と安全確保を優先します。
  • 2.原則として局所の積極的な施術を第一とする。(正答):適切ではありません。骨折を除外せず局所へ積極的な施術を行うと、損傷を悪化させる危険があります。
  • 3.できるだけ早く医療機関への受診を勧める。:適切です。高齢者の転倒後急性腰痛では、早期の医療機関受診を勧めます。
  • 4.局所に炎症症状がみられる場合は罨法を勧める。:適切です。急性炎症所見があれば冷罨法を検討しますが、医療評価を優先し、凍傷や循環障害に注意します。

覚えるポイント

  • 高齢者の尻もち後腰痛は圧迫骨折を疑う。
  • 骨折除外前の強い局所施術は禁忌。
  • 神経症状や膀胱直腸障害は緊急所見。
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