1PM146|第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
40歳の男性。朝、顔を洗った後に左の下眼瞼から上唇にかけて数分間激しく痛み、発作は夕方までに数回あった。神経経路上に圧痛点がある。治療として正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
洗顔で誘発される下眼瞼から上唇の短時間激痛から、三叉神経第2枝の神経痛を判断する症例問題です。支配領域とワレー圧痛点を結び付けます。
解説
洗顔という軽い刺激で、下眼瞼から上唇にかけて数分間の激痛が反復することから、三叉神経痛が考えられます。この領域は三叉神経第2枝、すなわち上顎神経の支配領域です。
ワレー圧痛点は、三叉神経各枝が顔面骨の孔から表在化する部位に対応する圧痛点です。第2枝では眼窩下孔付近が代表で、国家試験上は同部への穏やかな持続的圧迫法が鎮静目的の施術として選ばれます。
ただし三叉神経痛では軽い接触そのものが発作を誘発するため、患者の反応を確認し、強圧を行いません。三叉神経痛は薬物療法や原因検索が必要な疾患であり、初発例、感覚低下を伴う例、持続痛がある例は医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.顔面神経伸展法:誤り。顔面神経は主に表情筋を支配する運動神経で、顔面の激痛を伝える三叉神経とは異なります。
- 2.顔面部の振せん法:誤り。顔面部の振せんは刺激が強く、三叉神経痛の発作を誘発・増悪させる可能性があります。
- 3.ワレー圧痛点の持続的圧迫法(正答):正しい。三叉神経のワレー圧痛点へ穏やかな持続圧を行う方法が、国家試験上の適切な施術です。
- 4.疼痛部位の冷罨法:誤り。冷刺激は三叉神経痛の誘発因子になることがあり、疼痛部の冷罨法を一律に行いません。
覚えるポイント
- 下眼瞼から上唇は三叉神経第2枝の領域。
- 軽い接触で誘発される発作性電撃痛が三叉神経痛の特徴。
- ワレー圧痛点への圧は穏やかにし、医療評価を併用する。