1PM148|第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
30 歳の女性。1 年前から発作的な回転性眩暈、耳鳴と難聴がある。施術として正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
反復する回転性めまい、耳鳴、難聴の三徴からメニエール病を判断し、補助的な施術方針を選ぶ症例問題です。
解説
1年間にわたり発作的な回転性めまいが反復し、耳鳴と難聴を伴うことからメニエール病が考えられます。メニエール病は内耳の内リンパ水腫を背景とする感音系疾患で、伝音系疾患ではありません。
国家試験上は、発作間欠期に頸肩背部の筋緊張を軽減し、自律神経の安定を図る目的で穏やかなマッサージを行う選択肢2が正答です。ただし、これは内リンパ水腫を治す治療ではなく、耳鼻咽喉科での診断・薬物療法・生活指導を補助する位置付けです。
めまい発作中は転倒や嘔吐の危険があるため、安全な姿勢で安静を保ちます。突然の難聴、持続する神経症状、激しい頭痛を伴う場合は、突発性難聴や脳卒中を疑い早急な医療評価が必要です。
選択肢の確認
- 1.伝音系疾患と考え頸部のマッサージを行う。:誤り。耳鳴・感音難聴・回転性めまいの組合せは内耳疾患を示し、伝音系疾患とは考えません。
- 2.メニエール病と考え頸肩背部のマッサージを行う。(正答):正しい。メニエール病を考え、安定期に頸肩背部へ穏やかなマッサージを行う方法が適切です。
- 3.本態性高血圧症と考え全身の強いマッサージを行う。:誤り。症状から本態性高血圧症とは判断できず、全身への強いマッサージも不適切です。
- 4.頸椎症によるものと考え頸部の圧痛点に持続的圧迫法を行う。:誤り。頸椎症の典型所見ではなく、頸部圧痛点への持続圧を第一に選びません。
覚えるポイント
- メニエール病は回転性めまい・耳鳴・感音難聴。
- マッサージは安定期の補助で、耳鼻咽喉科治療の代替ではない。
- 発作中は転倒防止と安静を優先する。