1PM86第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)

ラセーグ試験が陽性になる疾患はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

ラセーグ試験が、どの神経組織を伸張し、どの部位の疾患で陽性になりやすいかを問う問題です。頸椎・胸椎疾患と腰仙部神経根障害を区別します。

解説

ラセーグ試験は、仰臥位で膝を伸ばしたまま下肢を挙上する検査で、下肢伸展挙上試験とも呼ばれます。坐骨神経と腰仙部神経根が伸張されるため、腰椎椎間板ヘルニアなどで神経根が刺激されていると、殿部から下肢後面へ放散痛が再現されます。

第4-5腰椎間の椎間板ヘルニアでは、一般に第5腰神経根が障害されやすく、ラセーグ試験が陽性となることがあります。頸椎や胸椎の病変は検査で直接伸張される部位ではないため、典型的な対象ではありません。

検査は痛みを無理に増強させない範囲で行い、単なるハムストリングスの伸張痛と神経根性放散痛を区別します。

選択肢の確認

  • 1.胸椎後縦靭帯骨化症:誤り。胸椎後縦靱帯骨化症は胸髄を圧迫し得ますが、ラセーグ試験の典型的対象ではありません。
  • 2.胸椎黄色靭帯骨化症:誤り。胸椎黄色靱帯骨化症も胸髄症を起こしますが、腰仙部神経根伸張試験であるラセーグ試験とは直接対応しません。
  • 3.第 5-6 頸椎間椎間板ヘルニア:誤り。第5-6頸椎間椎間板ヘルニアは上肢の神経根症状などを起こし、ラセーグ試験では評価しません。
  • 4.第 4-5 腰椎間椎間板ヘルニア(正答):正しい。第4-5腰椎間椎間板ヘルニアでは腰仙部神経根が刺激され、下肢挙上で坐骨神経痛が再現されることがあります。

覚えるポイント

  • ラセーグ試験は坐骨神経・腰仙部神経根の伸張試験である。
  • 陽性は殿部から下肢へ走る神経根性放散痛の再現で判断する。
  • 頸椎・胸椎病変の代表的検査ではない。
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