1PM90|第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
右側の脳内出血で生じる麻痺はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
大脳半球の運動支配が、延髄の錐体交叉によって原則として反対側の上下肢に現れることを問う問題です。単麻痺、対麻痺、片麻痺の用語も整理します。
解説
大脳皮質から始まる皮質脊髄路の多くは、延髄下部の錐体交叉で反対側へ交叉します。そのため、右大脳半球の内包や運動野などに脳内出血が起こると、通常は左上肢・左下肢を中心とする左片麻痺が生じます。
片麻痺とは身体の同じ側の上肢と下肢が麻痺する状態です。単麻痺は一肢のみ、対麻痺は主として両下肢の麻痺を指します。病変の部位や広がりによって顔面麻痺、感覚障害、半側空間無視、失語などを伴うことがあります。
突然の片麻痺、顔のゆがみ、構音障害、激しい頭痛、意識障害は脳卒中の可能性が高く、直ちに救急要請が必要です。
選択肢の確認
- 1.右上肢単麻痺:誤り。右大脳病変では原則として反対側の左上肢に症状が出ます。また、脳内出血では上肢だけでなく下肢も含む片麻痺となることが多いです。
- 2.対麻痺:誤り。対麻痺は主に両下肢の麻痺で、脊髄病変などでみられます。
- 3.右片麻痺:誤り。右片麻痺は通常、左大脳半球の病変で生じます。
- 4.左片麻痺(正答):正しい。右側大脳の脳内出血では、錐体路の交叉により左片麻痺が生じます。
覚えるポイント
- 大脳半球の運動障害は原則として反対側に出る。
- 片麻痺は同側の上肢・下肢の麻痺である。
- 突然の片麻痺は救急対応を要する。