1PM92|第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
先天性疾患に属するのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
先天性心疾患と、後天的に生じる大血管・弁膜疾患を区別する問題です。心房中隔欠損症が胎生期の心房中隔形成異常によることを押さえます。
解説
心房中隔欠損症は、右心房と左心房の間の中隔に先天的な欠損孔が残る疾患です。多くは左心房から右心房への短絡を生じ、長期には右心系の容量負荷や肺高血圧につながることがあります。したがって選択肢2が正答です。
解離性大動脈瘤、現在一般に大動脈解離と呼ばれる病態は、高血圧や結合組織疾患などを背景に大動脈壁が裂けて起こります。僧帽弁狭窄症はリウマチ熱後などの後天性病変が代表的です。三尖弁閉鎖不全症も右心拡大、肺高血圧、感染性心内膜炎などによる後天性が多く、選択肢の中で最も典型的な先天性疾患は心房中隔欠損症です。
突然の激しい胸背部痛、失神、呼吸困難は大動脈解離などの可能性があり、直ちに救急対応が必要です。
選択肢の確認
- 1.解離性大動脈瘤:誤り。大動脈解離は通常、成人以降に発症する後天性の急性大動脈疾患です。
- 2.心房中隔欠損症(正答):正しい。心房中隔欠損症は胎生期の心房中隔形成異常による先天性心疾患です。
- 3.僧帽弁狭窄症:誤り。僧帽弁狭窄症はリウマチ性など後天性の原因が代表的です。
- 4.三尖弁閉鎖不全症:誤り。三尖弁閉鎖不全症には先天性の原因もありますが、選択肢中で典型的な先天性疾患は心房中隔欠損症です。
覚えるポイント
- 心房中隔欠損症は代表的な先天性心疾患である。
- 僧帽弁狭窄症は後天性弁膜症として覚える。
- 突然の胸背部激痛は大動脈解離を疑う緊急所見である。