1PM94|第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
躁うつ病で誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
躁うつ病の病前性格、うつ状態の日内変動、自殺リスク、他の精神疾患との予後比較を問う問題です。設問の旧用語を現在の名称に読み替えます。
解説
設問の「躁うつ病」は、現在の双極性障害を中心とする気分障害の旧称です。また「精神分裂病」は現在の統合失調症に相当します。気分障害は再発を繰り返すことがありますが、病相の間には機能が回復する例も多く、統合失調症より一律に予後不良とはいえません。したがって選択肢1が誤りです。
古典的な精神医学では、躁うつ病の病前性格として明るく社交的で、気分が変動しやすい循環気質が挙げられました。うつ状態では朝に症状が強く夕方に軽くなるなどの日内変動がみられることがあります。また、抑うつが強い患者では自殺念慮・自殺企図の危険があるため、軽視してはいけません。
「死にたい」「消えたい」などの発言がある場合は、施術だけで対応せず、安全確保と精神科・救急医療への連携を優先します。
選択肢の確認
- 1.精神分裂病に比べて予後不良である(正答):誤り。気分障害は再発することがありますが、統合失調症より一律に予後不良とはいえません。
- 2.病前性格は循環気質である:正しい。古典的分類では、躁うつ病の病前性格として循環気質が挙げられます。
- 3.うつ状態は日内変動がみられる:正しい。うつ状態では、朝に強く夕方に軽くなるなどの日内変動がみられることがあります。
- 4.うつ病患者は自殺を考えることが多い:正しい。うつ病では自殺念慮がみられることがあり、重大な危険徴候です。
覚えるポイント
- 躁うつ病は現在の双極性障害、精神分裂病は統合失調症に相当する旧称である。
- 循環気質と日内変動は古典的な試験ポイントである。
- 自殺念慮は緊急性の高い安全上の問題である。